このコーナーは、私が某MLに参加してしていた当時、2001年〜2003年までに投稿した
文章である。今読み返してもあまりに面白いので、紹介します。


北の山から2001・・春・・独り言編 住吉スケッチブック 〜ヘンな人々編〜
北の山から2001・・あア自然編 住吉スケッチブック 〜総集編〜
劇マズ!!発明料理 北の山から2002 〜構造改革編〜
住吉スケッチブックー人間模様の巻ー 北の山から2002 〜横尾編〜



北の山から2002・・春・・独り言編

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪
♪あ―あ―――あああああ――――あ♭

お待たせしました。(エッ!?待ってない?じゃあ先行ってて)

※この番組は、数ヶ月に1回気が向いた時に、投稿される、
  あるファーマーの、日々の自然との死闘の物語である・・・
  (脚色多少あり)

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪
♪あ―あ―――あああああ――――あ♭

今日も、8:30に仕事場についた。見上げると1羽のトンビがいた
わけで・・・
葡萄の樹も、春を感じたらしく、芽をふきだしており、傍らには
父さんがいたわけで、口からは先ほど食べたピーナッツを
吹き出していた。

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪

葡萄の樹の周りには、イノシシがきて、荒らしたと思われる地面を
掘った跡が散在しており、父さんはブツブツ言っていたわけで・・
でも、父さんの後ろにはウチのミミ(犬・5歳児)がモグラを掘ろうと
葡萄の樹のしたを、ホジホジしていたわけで・・・

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪

葡萄の芽が出たということは、これからファーマーVS葡萄の
戦いが始まるわけで・・・。わがままな葡萄の考えを先に読み
勝ったものだけが、大きい葡萄の実にありつけるんだ。

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪


今度の日曜は、友達は、ビリヤードをするらしく、少しだけ羨ましい
わけで。ボクは、ビニールを張る仕事があるんだ。ビニールを
張ると農薬を減らせるわけで。
お手伝いさんが、十数人くるんだ。ボクの夢はアメリカンな雰囲気の
農場を創ることだけど、お手伝いさんがくると、アメリカンなジャジイ
な雰囲気は、一気にジャパンへと変わるわけで、「からくりビデオ
レター」もしくは「笑って許して、ダーツの旅」状態になるんだ。

早く、若手のお手伝いさんと共に、美味しいビールを飲みたいな。

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪

帰りにオサダに寄った。日曜日のおやつの買出しだった。コソ―
っと、トマトジュースを買ったわけで・・。(予算の中で)
いつもは、カゴメだけど、今日はデルモンテを買ってみた。デルモン
テは学生時代によく飲んでいたわけで。久しぶりに飲んだデルモン
テは・・・・だった。今はカゴメが美味しいな。

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪

家に帰って、最近ハマッテるメールをチェックすると、昨日ボクが
だした、メールを最後に、十数時間メールが入っていなかったわけで
これって、少し気になったりして、失礼なこと書いたのでは?
何度か見なおしたけど、大丈夫カナ?っと安心するわけで。

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪

最近話題の、検索エンジン(人探し)で僕もやってみたところ、WEB上では
同姓同名は一人もいないわけで・・・。日本にひょっとしてボクはタダ一人。
嬉しいやら淋しいやら。昔付き合った人や、親しい人、思いつくまま
検索したけど、誰も出てこないわけで・・・。さらに、知りたくなったりして・・
・。
ミンナ元気かなあ?

♪あ―あ―――あああああ――――あ♪
♪あ―あ―――あああああ――――あ♭        つづく


<今日も川柳>

イルカ君  口之津行けば 逢えるのね
(山ばかりいると海が恋しいファーマーの心を詠った句である




北の山から2002・・あア自然編


ギターの音色♭

アーアーアアアアアーアー♪
アーアーアアアアアーアー♪

ラッキョです。ここ数日、疲れきっていたわけで。

ここ2日ばかり、風雨が強かったわけで・・・。
おとといの夜なんて、フィールドから帰ってきたのが
夜の11:30・・。

あの小台風低気圧の風のおかげで、ビニールはビリビリ
葡萄も、全体の1割くらいは、打ち身で、売り物にならないと
思われ・・・・

ルルルルルルー−−♪
ルルルルー−−ルー♪

ボク思うんだ。ファーマーの仕事は、災害とセットなんだって。
風相手にキレたって、どうしようもないわけで・・
うんなことは、風の立場にたてば、悪気があったわけでなし。
ただ自然が自然であっただけであり・・・
そりゃ、今までの苦労がほんの数時間で、0になっちゃうことも
あるわけで。

でも、それがファーマーなんだって・・・

そーだろ?父さん。
父さん、父さん!止めろよ、ウ◯コ噛んでるような顔するの。
息子の僕が悟ってるんだ。あきらめなよ。

落ちた葡萄は、もうくっつかないと思われ・・・。

アーアーアアアアアーアー♪
アーアーアアアアアーアー♪

そう言えば、あの風が吹き荒れる2日ほど前、すごいもの見たんだ。
それは、カマキリが産まれる瞬間。
何気なく、葡萄の樹の幹をみると、黄色い点々があったんだ。

最初は、花の花粉だと思い、ヨーク見てみたんだ。
そしたら、それは花粉ではなく、カマキリの赤ちゃんだったんだ。
多分何百匹もいたと思う。

あの、卵から抜け出す瞬間もばっちり見てしまった・・・。
ニューっと産まれてきたわけで。
産まれたてのカマキリは、むちゃくちゃ可愛かったわけで。
自分の顔がほころんでいくのがわかった。

アーアーアアアアアーアー♪
アーアーアアアアアーアー♪

小さい頃、教育テレビでしか、見たことなかったもので、
それは神秘的な光景だった。
でも、この光景、他のTVでも見たことある。
??そーだ。ヤッタ−マンなんだ。

カマ、キリ、カマ、キリ、カマ、キリ

そんなロボットではないかとも思われ。

アーアーアアアアアーアー♪
アーアーアアアアアーアー♪

収穫まで、あと2ヶ月。これ以上、風が吹かないことを
祈るだけであり。
でも、吹くなら吹け。台風?来るなら来い。
いつでもやられる心の準備は出来てるわけで。

そーすると、天候に恵まれた時に感謝ができるわけで。

そんな自分の力だけではどうしようもないものを、感じる
職業なんです。

アーアーアアアアアーアー♪
アーアーアアアアアーアー♪

<今日も川柳>

もうやめな 執着しても ねえ父さん




劇マズ!!発明料理

こんばんわ。予定だと、もう寝なくちゃいけないんだけど・・

特に男性軍にお聞きしたい。昔一人暮らしをしていて貧乏だった頃、
発明した料理で、2度と食べたくない発明料理はナニ?

私のケース。

『焼き飯』
 レシピ
  ・フライパンにサラダオイルを、少々
  ・ご飯を炒めます。
  ・よく炒まったら、塩コショウ。

    ♪ハイ 出来あがり♪


どーだ!!こんなシンプルな料理、どこの国にも無いぞ!
言っておくが、止めた方がいい・・・。ご飯が嫌いになるかも。


各地の猛者の投稿期待しております。



住吉スケッチブック 〜人間模様の巻ー〜

葡萄の露天商の私が住吉からお送りするスケッチブック第2弾でありんす。
(ピートハミルのコラム風にしたいの)

住吉は、地元の人達の、生活の場という面もありますが、学生の町
という面や、職場、パッセンジャー(通行人)が多く通るという側面もあります。
また、マンションが立ち並び、もともと外部の人達も多くすんでいます。
そういう環境なんで、普通の人から、ヘンなおじさんまで、いろんな人々
が、共存している感があります。

今日は、人間模様と題して、葡萄の売り場から見た商店街の楽しい人々を
紹介しましょう。(ここから、ピートハミル風)

そのおばさんは、いつも、お決まりのベンチに座り、いつも周りにギロっとした
視線を投げかける。
そのベンチでは、オイシソウにタバコを1服吸うのが日課だ。
時には独り言をブツブツ。イライラしながら私の前を通りすぎる。

いつの日からか、時折私の売り場までやってきて、一言言うようになった。

「1粒やらんね」

最初の頃は、私も味見したいんだなと思い、一粒やってた。ところがそのおばさん
毎日やってくる。やってきては、「一粒やらんね」とくる。

五日くらい続いた頃、「一粒やらんね」ときたので、真顔で

「なんで?」

と、答えてみた。そしたら、ひるむどころか、

「明日買うから、一粒やらんね」ときた。

「一粒、五円ばい」

彼女は、その日から来なくなった。

 かと思えば、今日はN町からきたある男性。

「味見してよかね?」

「ええ、何個でもどうぞー。」

すると、10粒以上食べた。こりゃ全部食べられると思い、

「今日は葡萄は、要りますー?」とちょっぴり強い口調。

彼も、しばらく来ないだろう。

 午後からは、ある小学生女子のグループが・・・・・。

「おじさん、福祉の心ってなんですか?」

「ハイ?」

なんでも校外学習で、それを聞くのが課題なんだそうな。

『福祉の心』うーん。小学3年生が、抱えるにはあまりにも抽象的な課題。
かといって、いきなり聞かれても、即答できない。

一人一人に、葡萄をプレゼントしながら、考えた。

「福祉の心ってーのはね、おじさん考えるに、区別がない。ってことだと思うよ。
例えばさー車椅子の人のために、わざわざ段差のない街に作り替えるのでなく、
最初から、車椅子の人達がいることが、普通って考えれば、段差は最初から
ないだろ?」

私の返答に、皆はポカ−ンと口を開けてたが、クラスの皆へと、もらった葡萄を
抱えて満足そうだった。

「ありがとうございましたー。」

背を向ける子ども達に一言。

「勉強しなさいよ〜〜」







住吉スケッチブック 〜ヘンな人々編〜

いよいよ、ラストが近づいてまいりました。Xデイは一応10月3日を
予定していますが、天候や、樹の調子等で若干変わる可能性が・・・。
でも最終日は、市場に行った帰りにでも、キテイに寄ります。葡萄持って。
詳しい日にちは、後日。お暇な方来てちょんまげ。

それでは、本題へと・・・・。

ヘンな人々編

 周知のとおり、私の目の前は
いろんな人々が通りすぎるのだが、時にどうしても目をひかずにおれない
人達がいる。
今日は、(というか毎日だけど)一人の酔っ払いのおじいさんが通りすぎて
行った。彼は、この辺りを毎日徘徊している。

彼は、いつも酒の匂いがプンプンしている。今日は、私のところへ来て
ちょっとした身の内話をして行った。

『兄ちゃん、調子はどうだい?』
「ええ、まあボチボチと」
『俺はあ、カアちゃんから怒られてばっかでさあ、だからこうして
 隠れて外で酒飲んでんだ。』
『俺はあ、この前腕骨折してさあ、ほれ見てみな?やっと骨がつながってね』

みると、曲がってつながってしまった腕になっていた。
その腕をさすりながら、
『兄ちゃん、嫁さんいるのかい?』
(よけいなお世話じゃー)そう思ったが、

「ええ、いますよ」(言っちゃった〜〜ウッソだべ)
『ふ〜〜ん』

そう言って彼は立ち去った。ヘンな人の特徴。
・どれだけ話が弾んでいようと、TVのチャンネルを変えるように、突然去って行く
・・。

さて、3時間が過ぎ、今日も完売。住吉公園で1服していたら、
西の方から、一人の老紳士が、ベンチに座ってる私の近くまでやってきた。

髪の毛もきちんとセットしているし、服装も極普通のそのご老人。
公園の外側を流れる、側溝まで歩いてくると、そこからは目を覆う光景が・・。

彼は、いきなしシンボルを惜しげもなく取りだし、にゃんと、シッコをし始めた。
そう、まるで朝起きたら「オハヨウ」と挨拶するがごとく、極当然のようにである。
まだ日は高く、私は見まいと思ったが、私の2m向こうである。

しかも、公園のトイレまでは10mの距離。ココは山の中か??確かに樹はある。
山と間違えたのかな??そう思いたい時間だった。

又、私の売り場は、パチンコ屋に近く、毎日仕事せずに、入り浸ってる人達の
顔ももう憶えたし、(向こうも憶えてると思う)、一日中ベンチに座ってる、まだま

働き盛りの、人もいる。

特に、ベンチに座ってる男性は、隣りのペットショップに、立ち寄り、集まってる
子ども達に

『プレーリードッグは、犬の仲間なんだ。ドッグて犬て云うことなんだよ』

と真顔で説明。子ども達は、なんでも本気にしちゃう。

彼が去って行った後、私はいつも子ども達を集合させて言う。

「プレーリードッグは、ネズミかリスの仲間だ」(実は私もはっきり憶えてない)

子ども達は、いつも困惑した表情である。

次号へ続く・(次回は、商店街のお店の人編)





住吉スケッチブック 〜総集編〜

こんばんわ。やっと葡萄狩り狩りの疲れも取れた私です。
この間恐怖の町民体育祭をもクリアーした私。

28日は、恐怖の大王・・・郷民体育祭がやってくる・・・。
どーなっとんじゃ〜〜とグチもこの辺にして本題へと。

今日は総集編として、楽しい商店街のお店の人や、楽しい常連さん
のお話をしましてしめくくるとしましょう。

・楽しい商店街の人々編。
 ◎私の左隣は、靴屋さん。靴屋さんの向かいは、カバン屋さんだ。

カバン屋さんの、ご主人はいつも私をつかまえるとこれからの商売の極意を説く。
「これからは、大手との戦いだ。いかに安く量を売るかそういう時代だ。
 もう高い物は売れない。サービスの時代だ」
これが、彼の口癖なのだ。
「ハア・・・」
と私。しかしひとつ言いたい。彼はいつも夕方になると、店の前だけでなくなんと
住吉公園の隅々まで掃き掃除をする。誰も手伝おうとしないのだが、もくもくと
一人でやる。毎日毎日。そして公園に座ってる人達に必ず声をかける。
「調子はどうだい?今日は売れた?」
だれも手伝わない。しかし彼は今日も掃き掃除を怠らない。

◎ さて私の、右隣はペットショップ。バイト生が3ヶ月もたないらしくそれがご主人

悩みらしい。ここ3年で、変わらず勤め抜いている人は、Mさんただ一人。
Mさんは、レデイース消防団に入っている猛者。ご主人の目を盗んでは私と
バカ話をして、お互い暇潰しする。今年は、このペットショップから、新たにメダカ
を10匹買った。一回りデッカイ水槽もね。
  
◎はたまた、ペットショップの隣りは、商店街の花形。八百屋さんである。彼ら
からすると、私のような葡萄売りは、ゲリラみたいなものである。私がいる間は
彼らの仕入れた葡萄は売れるはずも無く・・。葡萄だけに関して言えば我々は
ライバルなのである。ただ、挨拶だけは怠らないようにしていた。過去2回一緒に
飲んだことがあるのだが、やはりライバル視はされているようだった。
私としても商売とは言え、自分の商売の性格から若干のやましさは感じていた。

でも売らねばならぬ!!

ある昼下がり、雨が突然降ってきた。かなりの雨量だった。露天商はこんな時
即座に退散するしかない。急いで片付けをしていると、いきなり大きな影が・・。
大きなビーチパラソルを持っていたのは、八百屋のご主人のNさんだった。
「がんばらんね」
とぶっきらぼうな顔でただ一言・・。
こんなに嬉しかったことは、最近無かった。
 私の家には、彼の八百屋で買った栗がまだ1Kある。


・常連さんの話
  
◎なんやらかんやらシープドッグ(小型のコリーみたいな)を連れていつも散歩
をしているのは、もう会社を定年退職されたある男性。彼の愛犬の名前は
トムである。通りかかるといつも、私と話をしていかれる。葡萄を買うわけではな
い。
ただ、トムや、私の飼ってるミミや太郎の話で盛りあがる。つまり「犬談義」であ
る。
内容は、犬に付くダニのことや、どちらの犬が、よりアホかといった話。結婚生活の
話。ここ3年間、一番話したお客さんは、恐らく彼である。3年間話しているのに
私はまだ彼の名前を知らない。
 私にはそんな風に、名前を知らない話し相手が彼のほかに2人ほどいる。


・ハトの話

◎私の前にやってくるのは、なにも人間だけでなはい。今日の来訪者は1羽のハト。
 何気なく見てみると、片方足がない。正確に言うと片方の足が、足首から先が無
い。
 しかし、立派に歩きペット屋さんの前の、エサのおこぼれをたくましく拾い集め
る。
 ペット屋のMさんの話によると、群れからははぐれているらしく、いつも一人で
 くるらしい。しかし淋しい様子もなく、もくもくと他のハトと同じように今日も元
気に
 お食事タイム。がんばれ、ハト君。


いかがでした?ほんの夏から秋にかけての商店街の中にいろんな思い出ができまし
た。恐らく、来年からは住吉での販売はないのだろうと思いますが、これまで約10年

(ばあちゃんの時代含む)住吉でお世話になった方々に感謝します。

これからも住吉商店街が、時代に流されること無くたくましく生き残って行くことを
願っています。





北の山から2002 〜構造改革編〜

アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪
アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪

ご無沙汰していたわけで・・・というのも今北の山では小泉氏
に習って構造改革の真っ最中なんだ。

今日も朝からすれ違う車すれ違う車、家族連れや、カップル
が多い訳で・・・。特にカップルの車を見ると車線超えてアタック
してやろーかいななんて物騒な考えもよぎるわけで・・・・・

ちなみに、ボクの隣りには犬がデ〜ンと座っているわけで・・。

アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪
アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪

よく考えてみると、世間では3連休なのだとか・・・・。
全ー然悔しくないわけで。なぜならボクには愛と希望と夢があるから!!
(大寒)

アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪
アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪

構造改革の内容は、まず道路公団と、住宅金融ととと違ったわけで。
今ある段々畑の葡萄棚を壊して、ブルドーザーで、グリグリやって
平らな広〜〜いフィールドにするんだ。そして今は、葡萄棚を壊してる
真っ最中。もちろんこれまでお世話になった樹にも、線香やって
お参りして切ったんだよ・・。

今、コンクリートをハンマーで砕いてる時で、結構きついんだ。
ビリ―・ジョエルの「アレン・タウン」を聴きながら。

ふと振りかえると、ミミ(犬)がグースカ寝てる。構造改革??
何のこっちゃといわんばかりの寝顔なんだ。

カ〜ン!カ〜ン!

山に、鉄を叩く音がこだまする・・。

バタバタ

何の音かと振りかえると、ミミが両手?で顔を抑えてもだえていたんだ。
慌てて、口の中を見てみると、上あごの、左側と右側の奥歯に、葡萄の枝
が挟まってとれないんだ。葡萄の枝をカミカミするのが、彼女の趣味なんだ。

一瞬、そのままにしとこうかななんて思ったけど一応飼い主なんで、
とってあげたよ。そしたら彼女、ボクのほうを見つめて「アリガトウ」なんて
言いもせず、そそくさと走り去り、落ちたミカン食べてたわけで・・・。

アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪
アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪

で、今日の仕事も終わり,大村湾の方を見てみた。仕事が終わると、いつも
ここに立ち、「WHAT A WONDERFULL WORLD」を聴くのがボクの日課。
ここからは、望遠鏡で、大村市内やライバルの「シュシュ」も見えるんだ。
(向こうはライバルだなんて思ってない)

何気なく、裏山の方を見ると、一羽のカラスが、スーと飛び去った・・。
すると、一瞬遅れで今度は、一回り大きな物体が、カラスを追って
飛び去ったんだ。
なんとそれは、UFO。ちゃう。フクロウだったわけで・・・・(ミミズクかも・・)

初めて見たわけでビックリしたわけ。

時津のオサダから、10分の山にフクロウが住んでいたとは・・・・
これってホンマモンの「北の国から」みたいやん。と思ったわけで。
と、同時に人恋しくなって友達誘ってさっきまで居酒屋で飲んでたわけ。

アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪
アーアーーーアアアアア〜〜〜ア♪

とそんな1日だったわけねー。


年末特大号に続く・・





北の山から2002 〜横尾編〜

♪アーアーあああああーーーあー♪

昨年で、住吉での販売も終わり(泣)今年からは、人類が火星を
目指すように、横尾のマルキョウの下の、「角酒店」の駐車場で
今年は葡萄を売っているわけで、ヒマなワケ

♪アーアーあああああーーーあー♪

住吉時代は、人通りも多く、たくさん持ってきた葡萄もすぐ売り切れて
いたのだが、今年は、1杯売るのに1日かかるわけで・・
場所が悪いとお客様にも言われるんだけど、なにくそとばかり
ビラを配ったり、してみたんだ。

「場所」、商売には売上を伸ばすために重要なファクターだけど、
それを今更いってもしょうがないわけで。売るための技術や
人を寄せるだけのオイシイ葡萄を栽培するための技術が向上
すると、頑張っているんだ。

♪アーアーあああああーーーあー♪

1日10人くらいのお客サンの中に、ある常連さんがおり・・・
なんと彼は、小学生。

♪アーアーあああああーーーあー♪

初めて、彼が買いに来た時を憶えてる。彼は左足に歩行のための
補助具をつけていて、近所らしいのだが、汗だくでゼイゼイ言いながら
やってきて
「葡萄ください」
小学生が、自分が食べる葡萄を買いに来たのは初めてで、面食らったんだ。
だって、普通の小学生では葡萄は高すぎて買えないもんね。

♪アーアーあああああーーーあー♪

キャラクターグッズ満載の、可愛い財布から取り出したのはなんと
150円。
通常だと、150円では、買える葡萄は10粒くらい・・・

「150円じゃ、ボクー10粒ばい。」少年のとてもがっかりした顔。

しょうがねえ

「よし、ボクー、おじちゃん嬉しいけん、大サービスしちゃあけんね」

といって、味見用の葡萄を30粒も袋に入れて、、一瞬少年のなけなしの
お金、取るべきか無償にするか悩んだけど、教育上良くないと思い
50円だけ、とることにした。満面の笑みで帰っていった。

以来彼は、3日に1回ほどくる、私の貴重な貴重な常連さんの
一人であーる。

♪アーアーあああああーーーあー♪

以上、あまりに可愛い常連さんなので、投稿してみました。

忙しくしてますが、また面白い話しがあれば投稿します