今年は・・・・春先はとても穏やかで、最高の気候でした。特に花の時期などは空前の好天候に恵
まれ、葡萄の出来も最高に思われました。(このままで行くと・・・ウッシッシ)獲らぬタヌキのなんと
やら。例年どうり梅雨を迎えました。その後はご存知の通り『長雨』でした。これは全国に違わず長
崎も同じでした。
挙句の果てには、6月末の台風に、散々な目に。
その後もこれが、なんとも晴れない!!朝を何度迎えても晴れない!人間にさえカビが生えるの
ではないかと思われるような曇天と雨の毎日。
果物は、糖度が上がるべき時期に上がらないと(初期糖度)、後半に糖度が上がってもなかなか
本来の糖度にはなりにくいのです。
我農園では、「こりゃいかん」とばかりに、早めにリン酸系の肥料を施肥しました。これがなんとか
巧を奏したのでしょうか、美味しさは例年通りになりました。果物がまずいと言われた今年でしたが
、ふ〜〜良かったア。なんとか、地方発送の贈り主の方の顔を潰さずに済みました。(よネ?)
しかし、長雨の後は、今度は『干ばつ』が待っていました。何度朝を迎えてもバカっ晴れ(笑)葡萄
の樹も、随分と根が痛んだようで、最後は葡萄の実がしなびてしまいました。
う〜〜む、農業は野球以上に、筋書きの無いドラマ。一年一年全く違う顔を見せてくれます。
今年の冬は、少し借金して、風の被害に遭いにくい施設をこしらえるつもり。
その様子は、おいおいアップしますね。
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